失敗から学び、おいしいブロッコリーをつくりたい
小諸市御影新田 黒岩 恒之さん(57歳)
就農6年目の黒岩恒之さんは小諸市御影新田でブロッコリーの栽培に取り組んでいます。
小さい頃からレタスやキャベツなどの栽培を手伝い農業の大変さを知り、農業は継がないと決め高校卒業後は東京で生活していました。しかし、父が亡くなり母を一人にしておけないとUターンで就農を決意。妻の喜代子さんと1haから栽培を始め、現在は2haに規模を拡大。昨年は約8000ケース(1ケース4kg)を出荷しました。苗づくりは水分調整や温度管理が難しく、芽が出ない年もあり苦労もあるが、失敗から学ぶこともたくさんあると意欲的に農業を楽しんでいます。
黒岩さんは「種から芽が出ることが嬉しく、やりがい感じている。自然が相手なので仲間と相談しながら環境に対応した栽培方法を考え、おいしいブロッコリーをつくりたい」と話しています。