失敗や困難は「自分を高めるチャンス」
佐久市田口 友野 晴貴さん(35歳)
佐久市田口の友野晴貴さんは桃やリンゴ、プルーンの栽培に取り組んでいます。
9年前に情熱を持ちエネルギーを注げる仕事はないかと模索し就農を決意。「生きていくために必要なもの」ではなく「感情的に欲しいもの」をテーマとした農業経営をしたいと考え、果樹の栽培を始めました。4年前からは桃を栽培し、先輩農家に桃担い手生産者グループ「momoLab」を紹介され活動に参加。栽培の技術や知識を学び「あかつき」「川中島白桃」など8種類を栽培し、昨年は約700㎏を初出荷しました。
友野さんは「果樹は植えてから収穫までに時間がかかる。栽培を続けていくと失敗や困難を避けて通れないが、自分を高めるチャンスとして情熱を持ちエネルギーを注いでいきたい」と話しています。