たくさん収穫した時は最高の喜びがある
東御市御牧原 酒井 忠宏さん(53歳)
就農8年目の酒井忠宏さんは、家族で加工用トマトやブロッコリー、水稲などを栽培する複合経営に取り組んでいます。
祖父・両親と2代にわたり畜産や加工用トマトなどを栽培。小さい頃は褒められるのが嬉しくて牛の餌やりを手伝っていました。農業を引き継ぐことは意識せず自動車会社に就職し、整備士をしていましたが両親が高齢になり、祖父の代から続いてきた農業を引継ぎたいと就農を決意。甘いトマトを栽培するために堆肥を混ぜたり、固い土を柔らかくするため籾がらを混ぜるなど土づくりにこだわりをもち、昨年は約6トン出荷しました。
酒井さんは「8月から9月上旬に収穫するので、暑さとの戦い。たくさん収穫した時は最高の喜びがある。8トンの出荷を目指したい」と話しています。