大阪府出身の村田慎一郎さんは佐久穂町松井の圃場でハクサイの栽培に取り組んでいます。
父の義一さんが研修制度を利用して２３年前に旧八千穂村で就農したことで長期休みに収穫の手伝いをしていました。大阪でサービス関係の仕事をしていましたが、何かやりがいのある仕事はないかと思っていたところ、佐久穂町の農業法人を紹介され移住しハクサイの生産業務をしていました。父が高齢になり農業を引退すると聞き、今年から経営を引き継ぎました。夏のハクサイは病気になりやすく防除に気を使いますが、大きくて甘味のあるハクサイを栽培することにやりがいを感じています。
村田さんは「ＡＩによる栽培管理支援などを利用し、小規模農家ならではのコンパクトな農業を追求したい」と話しています。
