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緑内障を早期に見つけるには

緑内障を早めに見つける必要があるのはなぜですか

年を取ると緑内障のリスクが高まると聞きましたが、どんな病気なのでしょうか。また、早期に発見した方が良いと聞きますが、自覚症状などはあるのでしょうか。(50代・男性)

日本では、40歳以上の人の約20人に1人は緑内障があるとされており、中途失明の原因の第1位を占めています。失明を防ぐためにも、緑内障をできるだけ早く発見して、適切な治療を受けることが大切です。


緑内障とは、眼圧が上昇し、そのため視神経を圧迫して視野欠損や視力障害を起こす病気なのですが、最近では眼圧が高くないにもかかわらず、典型的な緑内障を起こす人が多いということが分かってきました。これを正常眼圧緑内障と呼んでいます。
どうして眼圧が正常でも緑内障にかかるのかというと、はっきりした原因は分かっていませんが、高齢になるほど増えてくることから、年を取って視細胞が弱くなり、壊れやすくなっていることが考えられます。


わが国では、「正常眼圧緑内障」が緑内障全体の約7割を占めているといわれますが、最初のうちは症状がほとんどないまま、ゆっくりと進行します。そのため、かなりの人が知らないうちに緑内障にかかっている心配があります。
自覚症状が現れてくるのは緑内障の中期になってからで、視神経が障害されて5~10年ほどたってからです。緑内障では、いったん起こった障害は良くなりませんので、視力障害など自覚症状が出る前に早く見つけて、進行をできるだけ食い止めることが必要です。
そのためには眼圧検査だけでは不十分で、眼底検査や視野の検査が必要になります。40歳を過ぎたら年に1回は眼科で検査を受けて、緑内障があるかどうか調べてもらうのが望ましいといえるでしょう。


佐久総合病院名誉院長 松島 松翠

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