Skip to content

結膜炎

目の充血と痒みで困っています

目の充血と痒みが気になり、友人に相談したところ「結膜炎ではないか」と言われました。結膜炎とはどんな病気ですか。(20代・女性)

結膜炎とは
白目の表面は結膜という粘膜で覆われています。その膜がいろいろな原因で炎症を起こすのが結膜炎です。症状は、眼の充血、まぶたの腫れ、眼脂(目やに)が出る、涙っぽい、かゆい、ゴロゴロするなどです。
原因は、細菌・ウイルス・カビ等の微生物のほか、紫外線・ホコリ・ゴミによるもの、ダニ・花粉によるアレルギー、化学物質による刺激などがあります。また、アトピーに合併する結膜炎や、ドライアイに伴う結膜炎もあります。


かかってしまった場合は
眼が赤い=結膜炎というわけではなく、違う眼の病気で赤くなることもあります。中には視力が落ちてしまう重い病気もありますので、まず眼科を受診しましょう。周りに同じ症状の人がいないか、コンタクトレンズの使用歴等も参考になります。もし、人にうつりやすい結膜炎が疑われたら、手洗いをしっかりする、眼をこすった手で触らない、目やにはティッシュで拭いてゴミ箱にすぐ捨てる、タオルを別々にする、プールに入らないなど、ほかの人にうつさないための対応が必要です。学校や仕事をお休みしていただくこともあります。


症状を悪化させないためには
例えば、アレルギー性結膜炎の症状を悪化させないためには、原因になるダニや花粉になるべく触れないことが必要です。マスクや防護メガネの着用、家の掃除をしてハウスダストを減らす、寝具の手入れを怠らないなど、こまめな対応を心掛けましょう。また、眼をこすることでかゆみの成分が大量に放出されますので、こすらずに眼を冷やすことで対処すると良いでしょう。


どんな治療が必要か
目薬による治療を行います。病状に合わせて抗菌剤、抗炎症剤(ステロイド剤も含む)、抗アレルギー剤など使用します。ただし、ウイルスによる結膜炎には特効薬がないものもあり、ウイルスに対して抵抗力がつくまで、細菌による混合感染を防ぎ炎症を抑える点眼を使います。
目薬を使うときは手を洗い、目薬の先がまつげに触れないように注意しましょう。また、コンタクトレンズの使用は避けましょう。(2015.08)


佐久総合病院 眼科部長 三浦 文英先生

佐久浅間地域に住む人なら誰でもなれる!

JAの組合員とは?

JAの組合員ってどうやったらなれるの?
メリットや仕組みとは?

詳細はこちら
農業デビュー応援します

新規就農相談会

毎月開催している新規就農相談会へ
ぜひお越しください。

新規就農のご相談はこちら
CONTACT US

お問い合わせ

JA佐久浅間へのご意見・ご質問はこちらから

お問い合わせフォーム

FAX 0267-67-0690

トップ