口内炎
最近口内炎ができてしまい、なかなか治らないのですが、原因は何でしょうか?そのまま放置しておけば良いのでしょうか?
口内炎とは
一般には口腔内の粘膜に生じた痛みの総称として口内炎という病名が使われますが、その中にいろいろな種類の病気が含まれています。
また、粘膜は口腔内も気管や胃腸、鼻の粘膜も共通する点が多く、全身的病気がある場合、口腔粘膜にも何らかの変化が見られます。口腔粘膜は簡単に見ることができるので、全身状態の判定方法として、内科で患者の口の中を覗き込むのはそのためです。
様々な病気の可能性がある
口内炎として最も多く見られるのはアフタと呼ばれる激しい痛みを伴い、黄色を帯び境界のはっきりした小さな小さな類円形の粘膜表面の病変です。多くの人が一度は経験し、1~2週間で治るのが普通ですが、数週間から数ヶ月おきに繰り返すこともあります。ウィルスや自己免疫疾患などが原因と考えられていますが、明らかではないです。治療はステロイド含有軟膏などを用いますが、なかなか治らないものは、虫歯や歯列不整、不適合な金属冠や入れ歯による刺激が関連している場合があります。
数年間再発を繰り返すアフタの中には眼のブドウ膜炎や陰部粘膜の潰瘍を伴うベーチェット病があり眼科や皮膚科の診察が必要です。粘膜表面が薄い白色を帯び次第に白さを増し、大きくなり、時として痛みを伴う疾患が白板病です。全癌病変なので早期に専門医の診断が必要です。
細菌やウィルスの感染
口腔内を不潔にしていたり、合わない入れ歯を金属冠を放置していると、柔らかい粘膜を傷つけ細菌やウィルスに感染し歯肉や口腔粘膜全体が赤くなり出血や痛みが出現、発熱と痛みで食事をとることができず急激に体を消耗する場合があります。
白色の小さな斑点が散らばってみられる疾患にカンジタと呼ばれる体内に常在するカビ増殖による口内炎があります。体の抵抗力が低下した人やエイズ感染の場合に見られます。