福神漬け
材料
- キュウリ(塩漬け)・・・10本
- ダイコン・・・1本
- ニンジン・・・1 1/2本
- レンコン・・・1/2節
- ゴボウ(細め)・・・1/2本
- スルメ・・・1枚
- 昆布・・・15cm
- ショウガ・・・40g
- シソの実・・・150g
- 三温糖・・・250g
- しょう油・・・400cc
- 酢・・・100cc
- ※ダイコンの干し具合などで塩加減が変わります
作り方
- 夏に塩漬けしておいたキュウリを輪切りにする。一昼夜水に浸して塩抜きし、水分をよく取る。ダイコンとニンジンは皮をむいてイチョウ切りにし、天日で1日干す。
- レンコンは皮をむいてイチョウ切りにし、酢水に30分ほど浸けてアクを抜く。ゴボウは皮をむいて輪切りにし、水に30分ほど浸けてアクを抜く。
- スルメと昆布をハサミで細長く食べやすい大きさに切る。ショウガは皮付きのまま薄く細かく刻む。
- 夏に冷凍しておいたシソの実を解凍して水でアクを抜き、水分をよく取る。
- 容器に1.〜4.を入れる。
- 鍋に三温糖としょう油を入れて煮立て、熱いうちに酢と一緒に5.にかける。翌日、汁だけ鍋に取って煮立て、今度は冷ましてからもう一度5.にかける。2〜3日漬けておく。
※漬けてから2〜3日で食べられ、冷蔵庫で1カ月ほど保存できます。
明治時代から愛される定番の味
福神漬けは、明治時代に東京上野の漬物屋の店主が10年の歳月をかけて開発したものといわれています。ダイコン、ナス、カブ、ウリ、シソ、レンコン、ナタマメの7種類の材料をしょう油で漬け込んだもので、塩漬けの漬物が主流だった当時としては画期的な漬物でした。
今やカレーの付け合わせの定番となった福神漬け。明治時代に日本からヨーロッパへ向かう船の一等船室で、カレーの付け合わせとして出されたのが始まりといわれています。