タマネギ丸ごとひき肉詰めスープ
材料(5人分)
- タマネギ・・・5個
- ニンジン・・・1本
- 合びき肉・・・200g
- 卵・・・1個
- 小麦粉・・・大さじ2
- チキンコンソメ・・・12g
- 酒・・・大さじ2
- 塩、コショウ・・・少々
- パセリ・・・少々
作り方
- タマネギの皮をむき、上下を切り落として中身をくり抜く。ニンジンは5cmくらいのくし形に切り、面取りする(シャトー切り)。
- くり抜いた中身と面取りしたニンジンの残りをみじん切りにする。合いびき肉に混ぜ塩、コショウ、溶き卵、小麦粉を混ぜ合わせ、1.のタマネギの中に詰める。
※余ったタネはミートボールなどに利用できます。 - 鍋に2.を並べる。すき間にニンジンを入れてタマネギが動かないようにする。
- 3.に酒、チキンコンソメ、タマネギが浸るように水を入れて落しぶたをし、強火で煮る。沸騰したら弱火にして約30分煮る。
- 塩、コショウで味を調え、盛り付けにパセリを散らす。
変幻自在な台所常備野菜
タマネギは古代エジプトの時代からニンニクといっしょに栽培され、ピラミッド建設の労働者に食べられてきた古い野菜です。旧約聖書や千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)にも食用や精力剤として名前が出てきます。 日本では明治になってから栽培が始まりました。食生活の洋風化がすすむと栽培は盛んになり、生では鮮烈な辛味、加熱すればとろりとした甘味でまったく別の表情を見せ、料理に欠かせない野菜になりました。