おいしいスイートコーンを生産したい
東御市下之城 武井 雄紀さん(38歳)
就農9年目を迎える武井雄紀さんは、水田を中心にブロッコリーやスイートコーンなどを栽培する複合経営に取り組んでいます。
以前は、接客業の仕事をしていましたが、祖父が病気で入院し、農業を引き継ぐのは自分だと思い就農を決意。御牧原の70aの圃場でスイートコーンのバイカラー種「ミルフィーユ」や「イエロコーン」のわくわくコーンを栽培。昨年は800箱(1箱10㎏)を出荷しました。
土がやわらかくなるように、秋口に石灰やもみ殻、養豚の堆肥をまぜたオリジナル肥料をつくり、春先に化学肥料をあまり使わないよう心がけています。
武井さんは「御牧原は寒暖の差が激しくコーンづくりに適している。その気候をいかし、おいしいと言ってもらえるスイートコーンを生産したい」と話しています。