『まなみ』を味わってほしい
佐久市入澤 小泉 真奈美さん(60歳)

就農10年目の小泉真奈美さんは、父の岩松今朝市さんが愛知白桃と千曲を交配した『まなみ』を中心に「あかつき」や「なつっこ」など7品種の桃の栽培に取り組んでいます。
今朝市さんが桃の栽培を始めたのは真奈美さんが小学生の頃。実生から選抜・育成して新品種が完成したのは約40年前、出荷には名前が必要なので娘の名前を品種登録しました。自身は、長期休みと出荷の時期が重なり家族で出掛けることができず農業はやりたくないと思っていました。父が体調を崩した事と子供が独立した事をきっかけに就農しました。
真奈美さんは「自分の名前が桃に登録された当時は少し恥ずかしい気持ちだったが、果肉が固く糖度が高い『まなみ』を多くの人に味わってほしい」と話しています。

