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冷房病

体調不良は冷房病が原因でしょうか。

冷房で身体が冷えるせいでしょうか。 最近、身体のだるさが抜けず、疲れやすくなりました。これって冷房病ですか。(20代・男性)

冷房が引き起こす体調不良

暑い時期になると、職場や自宅で冷房を使用する機会が増え、体調不良を来す人が多くなってきます。  
一般的に、夏場の冷房の下で生じる全身的な冷えや体調不良について「冷房病」といわれていますが、正式な医学的な用語ではありません。具体的な症状など定義されたものはなく、マスコミによって用いられるようになった用語が広く浸透したものです。職場を対象とした研究において冷房による室温が25℃以下になると症状を有する人が多くなるようです。症状には、冷感が最も多く、全身倦怠感、易疲労感なども認めることがあります。また症状の出現においては、女性の方が明らかに多い結果となっています。


冷房病の主な症状は冷え

主な症状としては、冷えが認められています。なぜそのようなことが起きるのでしょうか。人間は常に体温を37℃前後の一定にしようと調整しています。その調節は、身体の熱を放散させる熱放散と熱をつくり出す熱産生のバランスをとることで行われています。  
例えば、気温が低下した場合、皮膚の血液量を減らし皮膚温を低下させて、身体から熱が逃げないようにします。このことにより、手足など末梢の血液量が少なくなり、「冷え」を生じます。また、熱産生は気温の変化によって調節されています。調節を始める温度は個人による差が多く、基礎代謝量、皮下脂肪量、皮膚の血管収縮の程度などにより大きく左右されています。性別による差や個人差が大きいことが、症状の発生の差と考えられます。


適切な温度設定と着衣で対策

冷房による症状は冷感以外にも多く認められますが、症状が多様であり、個々の原因は不明な部分が多いです。暑い外界と冷房の効いた室内を短期間に行き来することが、自律神経を乱しているともいわれています。  
対策としては、冷房の適切な温度設定と着衣が重要です。冷房温度は、25℃以上が適切な温度と考えられます。また、薄手の上着やストールを巻くなど、直接冷房が皮膚に当たらないような工夫も必要ではないでしょうか。


佐久総合病院 研修医 和佐本 諭先生

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